離乳食のうなぎはいつから

うなぎはいつから与えられる?

離乳食初期

(5~6カ月)

離乳食中期

(7~8カ月)

離乳食後期

(9~11カ月)

離乳食完了期

(1才~1才6カ月)

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離乳食材としてのうなぎ

日本のウナギ消費量は世界一です。含まれる栄養も抜群に多く、夏バテ解消の代名詞です。でも天然ウナギは少なく、私たちがお目にかかるウナギの90%は養殖ウナギです。

良質なたんぱく質と脂質に恵まれ、少し食べるだけで体にエネルギーを与えてくれます。脂質にはDHA・EPAが含まれ、私たちの体に効果的な脂です。

その他、ビタミンAも多く皮膚や粘膜を強くして、細菌やウイルスに対する抵抗力をつけてくれます。また疲労回復に効果のあるビタミンB1、健康な細胞を作るためのコラーゲンなど、いろいろな栄養素を持ち合わせています。

しかし、コレステロール値、カロリーも高いので食べ過ぎてはいけません。

こんな栄養豊富な食材なので暑い夏の土用の丑の日に食べる習慣が根付いたのでしょう。

ウナギのかば焼きに欠かせない山椒は香りだけではなく、弱った胃腸の働きを助ける効果もあるそうです。

離乳食としてウナギを考えた場合は、脂が強すぎて、小骨もある場合もあるので適していません。また手軽に手に入る蒲焼はとても味が濃くて、赤ちゃんにとっては糖分、塩分を取りすぎてしまいます。

また、ウナギを食べた直後、唇が腫れたり、蕁麻疹、嘔吐などのアレルギー症状が出ることもあります。

離乳食が終わって、お子さんが成長し、大人と一緒のものがなんでも食べられるようになった2歳ごろから少しずつ食べさせてみましょう。

下ごしらえや調理法

外国産のウナギは餌や生育環境など劣悪な場合もあります。そこで捕れたウナギには有害物質が溜っていることもあるので、安心できません。小さいお子さんに与える時は特に産地や製造業者がはっきりした安全なウナギを選びましょう。

ウナギは、身が厚く幅広でふっくりとしていて、硬いと食べづらいので焼き過ぎていない、作りたてのものを購入します。また、表面の起伏がはっきりわかるものが上質です。

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

初めてのレシピ(2歳~)

 ウナギの混ぜご飯

【材料】

・ウナギのかば焼き   1/6枚

・ご飯         子供茶わん1杯

・きゅうり       1/8本

・卵          1/8個

・すり胡麻       少々

・刻み海苔       少々

【作り方】

  1. きゅうりは半分に切って、スライサーで薄くカットし、ごく少量の塩(分量外)で揉みます。
  2. 卵は細かい炒り卵にします。(錦糸卵でもきれいです。)
  3. ウナギは電子レンジで温めて、皮を剥いで細かく切ります。
  4. 温かいご飯とその他の材料を混ぜます。
  5. お茶わんに盛って、刻み海苔を飾ります。

※かば焼きの味付けが濃いようでしたら、ウナギを切る前に熱湯を通します。

※健康で元気なお子さんでしたら、皮もつけてウナギを刻めば美味しいです。その際、小骨が残っていないか注意します。

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