離乳食のかまぼこはいつから

かまぼこはいつから与えられる?

離乳食初期

(5~6カ月)

離乳食中期

(7~8カ月)

離乳食後期

(9~11カ月)

離乳食完了期

(1才~1才6カ月)

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離乳食材としてのかまぼこ

魚の美味しさと栄養をもらいながら手軽に食べられるのがカマボコです。調理せずにそのまま食べることができて日本独特の便利な食材です。

蒲鉾が日本歴史資料にみられるのは平安時代1115年で、お祝いの料理にかまぼこが記録されているのです。現在では11月15日が蒲鉾の日とされているそうです。

カマボコという名前も独特です。蒲鉾の当初の形は現在のちくわ型で、この形が植物のガマの穂に似ていて、そのガマの穂は鉾のような形だったことに由来してカマボコといわれるようになりました。

栄養的にも、魚の良質なたんぱく質を多く含んでいます。その他カルシウムも豊富ですが低カロリー、低脂肪の食材です。そんなところから、欧米の日本食ブームでも注目されているそうです。

一方、保存料と結着剤、甘味料などの心配があります。保存料の中には発ガン物質を含むものもありますし、結着剤のリン酸塩はカルシウムの吸収を悪くするといわれています。

離乳食としての蒲鉾は、塩分、添加物の心配があるので、完了期に入ったら少しずつ食べさせてみるようにしましょう。卵アレルギーや魚、小麦粉のアレルギーも心配ですので、カマボコに表示された、原材料には注意深く目を通しましょう。

また、弾力のある蒲鉾は口の中で溶けることもありませんし、噛み切りにくいので喉に詰まらせないように注意して下さい。

下ごしらえや調理法

材質、添加物が品質表示にしっかり明記された上質な蒲鉾を選びます。また、賞味期限内でもなるべく新しいものを買い求めます。

塩分や添加物が気になるようでしたら、お湯で洗い流したり、軽く茹でてから使うようにします。

最近は卵除去、小麦粉除去などアレルギー対応の商品も販売されているので利用して下さい。

噛み切る力もいる食材ですので、細かく切って調理するようにします。

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

 木の葉丼

【材料】
・ご飯 茶わん一杯
・カマボコ 10g
・玉ねぎ 10g
・人参 5g
・小松菜 1本
・卵 1/4個
・鰹出し汁 50cc
・醤油 小さじ1/6
・砂糖 小さじ1/2
・刻み海苔 適宜

【作り方】

  1. 蒲鉾は短めの千切りにします。
  2. 玉ねぎ、人参も短い千切りにします。
  3. 小松菜は短く切ります。
  4. 鍋に出し汁を入れ、玉ねぎ、人参、小松菜を加え軟らかくなるまで煮ます。
  5. 4.にカマボコを加えて、溶き卵でとじます。
  6. 5.に蓋をして煮て、火を止めて少し蒸らします。
  7. 温かいご飯に6.をかけます。
  8. きざみ海苔をかけます。

※親子丼、かつ丼に対して、蒲鉾を入れて卵とじにしたどんぶり物を木の葉丼といいます。
※カマボコに塩分があるのでなるべく調味料は少なめに使います。

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