離乳食のタコはいつから

タコはいつから与えられる?

 

離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
× × ×

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 離乳食材としてのタコ

タコというと、西ヨーロッパでは、「デビルフィッシュ」といわれグロテスクな姿と宗教上の問題から食用にする人はほとんどいません。

しかし日本ではお刺身や寿司、酢の物、タコ焼き、タコ飯など人気の食材です。

栄養的にも、タコのたんぱく質は、良質で高栄養、低カロリーなので優れた食材です。

タコには抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的で血液循環を良くするビタミンEやナイアシンが含まれています。さらに貧血を治す鉄分、美肌のための亜鉛もあります。

またタコに含まれるビタミンEは美肌効果や新陳代謝を高め、皮膚のトラブルを解決する働きもあります。

しかし、離乳食的には、身が硬いので不向きです。また、タコのアレルギーがある場合もあります。

タコのアレルゲンは、トロポミオシンというたんぱく質で、口内や唇が腫れたり痒くなるなどの口腔アレルギー症候群や、下痢、蕁麻疹などの症状が見られたり、重篤な場合はアナフィラキシー症状まで起こすこともあります。

特に、海老やカニの甲殻アレルギーを持っている人は、タコにもアレルギー症状を起こす人が多いので注意が必要です。

最初は鮮度の良いタコをよく加熱してほんの少し与えて様子を見るようにするといいでしょう。

赤ちゃんには離乳食完了期に入ったら食べさせてみるといいですが、離乳食にどうしてもおススメの食材ということではありません

下ごしらえ 調理法

茹でタコのアシの先がしっかり巻いていて、皮がむけていないものは鮮度がいいです。切り口もみずみずしいものを選びます。

茹でダコはさっと洗い流してから調理します。
タコの足の付け根の水カキは硬いので切り落とします。

皮を包丁で削ぎ落します。
繊維を分断するように切って、細かく切り、すり潰すかフードプロフェッサーで切ります。

離乳食初期(5~6か月) レシピ

離乳食中期(7~8か月) レシピ

離乳食後期(9~11か月) レシピ

 

離乳食完了期(1才~1才6か月) レシピ

タコバーグ
【材料】
・茹でタコ         50g
・はんぺん         大1/4枚
・ワケギ          1本
・小麦粉          小さじ1
・オリーブ油        少々

【作り方】
1.タコは赤い皮を取り除き、細かく切ります。
2.ワケギはみじん切りにします。
3.フードプロセッサーに、はんぺん、ワケギ、タコ、小麦粉を入れてよく混ぜ合わせます。
4.丸く食べやすい大きさにまとめ、薄く油を入れたフライパンで両面をこんがり焼きます。
※このまま与えてもいいですが、薄味のトロ味の醤油あんかけにしても食べやすく、なお美味しいです。
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