タラコはいつから与えられる?
離乳食初期 (5~6カ月) |
離乳食中期 (7~8カ月) |
離乳食後期 (9~11カ月) |
離乳食完了期 (1才~1才6カ月) |
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離乳食材としてのタラコ
タラコは、日本人の食卓に欠かせない食材です。
そしてビタミンの含有量が多く、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2などが多く含まれています。このビタミンEは美肌作用、老化防止などの効果があります。
その他、強い抗酸化作用もあり、ガン予防にも効果があります。ビタミンB1もアルツハイマー症予防効果があるとも言われています。
ビタミンB2は湿疹、皮膚炎の予防、同じくタラコに含まれるアミノ酸のひとつのタウリンには肝機能の促進、貧血予防などの働きがあります。
しかしその一方、コレステロールや塩分量が高いので食べすぎには注意する必要があります。
また、着色料、リン酸塩などの添加物はなるべく与えたくないので、よく調べて無添加のものを手に入れるようにします。生のタラコは薄いきれいなピンク色です。
けれども、タラコを食べて、魚卵アレルギーを起こす人もいます。魚卵はアレルギーの中でも、発症頻度の高いアレルゲンです。
蕁麻疹や皮膚の発赤、かゆみなどの症状があり、時にはアナフィラキシーショックを起こすこともあるので、特に乳幼児は注意が必要です。
離乳食で与えることは止めましょう。加熱するとアレルギーが起きにくくなることもありますが、焼きタラコなどからもアレルギー症状を起こした症例もあります。タラコに使用された合成着色料、保存料、発色剤がアレルギーを引き起こすこともあります。
離乳食としてアレルギー症状はもちろん塩分やコレステロールも多いということで、与えない方がいい食品のひとつです。
特に、生で食べさせるのは止めましょう。離乳食も完了し、大人と一緒の食事をするようになったら加熱したタラコからほんの少しずつ与えてみましょう。
下ごしらえ 調理法
タラコは、形がふっくらとして新鮮なものを選びます。大きな粒でひとつぶひとつぶ立っていて、粒々の食感もいいものを購入して下さい。
また、買ってきたら即食べることが基本ですが、切れ子などはどうしても保存性が落ちるので、一本ものを用意するといいでしょう。明太子は香辛料も強いので幼児に摂取させるのは特に止めましょう。
保存料や着色料などが使用されたタラコは体に有害なので食べさせないようにしましょう。
生のタラコは細菌の問題もあるので、皮を剥いて加熱調理します。
離乳食初期(5~6か月) レシピ
離乳食中期(7~8か月) レシピ
離乳食後期(9~11か月) レシピ
離乳食完了期(1才~1才6か月) レシピ
初めてのレシピ
タラコのポテトサラダ
・じゃが芋 1/2個
・タラコ 10g
・人参 5g
・枝豆 5粒
・マヨネーズ 適宜
1.人参は小さく切って茹でます。
2.枝豆は軟らかく茹で、細かく刻みます。
3.じゃが芋は4等分して軟らかく茹で、水分を切る時に皮を除いたタラコを入れていっしょに加熱します。
4.3.をマッシュし、人参と枝豆もいっしょに混ぜて、マヨネーズで和えます。
※そのまま食べても、サンドイッチの具にしても美味しいです。