離乳食のパイナップルはいつから

パイナップルはいつから与えられる?

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離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
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離乳食材としてのパイナップル

大人でもパイナップルを食べて、舌など口の中が痛くなったりヒリヒリと刺激を感じることがあります。

これはパイナップルに含まれる酵素「ブロメライン」の働きによるものです。

ブロメラインはたんぱく質分解酵素なので、舌や口の中のたんぱく質を溶かしてしまい、その表面にパイナップルの酸が働いて、チクチク、ヒリヒリを感じてしまうのです。

また、この酵素はたんぱく質を分解する力で、肉を軟らかくしたり消化吸収をよくする働きもあります。

そのためパイナップルが肉料理に添えられて食卓に並ぶこともあります。

その他、パイナップルはトロピカルフルーツに対するアレルギー症状が表れ、唇や喉の痒みを感じる人もいます。
このアレルギーは、まれにアナフィラキシーショックを起こすこともあるので注意が必要です。

特に天然ゴムに対するラテックスアレルギーを持っている人は特に気をつけなければなりません。

そのため、離乳食として与えるには刺激が強く、適当ではありません。

しかし、ブロメラインは熱に弱いので、加熱調理すれば効果が弱くなります。

離乳食の時期を過ぎて、赤ちゃんが成長して消化機能も発達し、アレルギーの出やすさもわかってきてから、加熱したパイナップルを少し与えてみて、大丈夫であれば、生のパインを食べさせてみるなど慎重に対処しましょう。

下ごしらえや調理法

まず、初めは、缶詰のパイナップル缶のパイナップルを食べさせてみるといいでしょう。加熱済みですし、酸味も少ないので果汁を絞ったり繊維を分断するように細かく切って食べさせましょう。

しかし、缶詰はシロップに糖分も多いので汁けはなるべく切って、少量与えるようにします。

また、生のパインを使用する場合は、パイナップルの芯の固いところを取り除き加熱して少し与えてみます。

加熱したパイナップルで異常がなければ、生のパインの果汁や繊維を細かく切って果肉をほんの少し食べさせてみます。

時期別離乳食レシピ

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

はじめてのレシピ(1)

パイナップルヨーグルト

【材料】

・パイナップル(完熟)      適量
・プレーンヨーグルト       適量

【作り方】

  1. パイナップルは皮を剥いて、適当な大きさに切ります。
  2. 1.をフードプロセッサーにかけ、ペースト状にします。
  3. 2.を鍋に移し、少し煮詰めます。
  4. プレーンヨーグルトに、パイナップルペーストをかけます。

※ パイナップルの酸味が強いようでしたら、煮詰める時に砂糖を少し入れます。

はじめてのレシピ(2)

トロピカル肉団子

【材料】

・豚挽肉     20g
・玉ねぎ     30g
・片栗粉     適宜
・ピーマン    10g
・人参      5g
・パイナップル  剥いて10g
・ミニトマト   1個
・水       100cc
・醤油      少々
・三温糖     少々

【作り方】

  1. 玉ねぎは10gをみじん切りにします。
  2. 1.と玉ねぎをよく混ぜ合わせ、丸まらないようであれば片栗粉を少量加えて肉団子を作ります。
  3. 2.の肉団子の周りに片栗粉をまぶして、熱湯で茹でます。
  4. 残りの玉ねぎ、ピーマン、人参、パイナップルは小さめに切ります。
  5. ミニトマトは湯むきして4等分に切ります。
  6. 鍋に水を入れ、玉ねぎ、ピーマン、人参が軟らかくなるまで煮ます。
    5.に肉団子、パイナップル、ミニトマトを加え、醤油と砂糖少々で味をつけ、水溶き片栗
  7. 粉でとろみをつけます。

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