離乳食のグレープフルーツはいつから

グレープフルーツはいつから与えらえる?

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離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
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離乳食材としてのグレープフルーツ

私たちが買い求めるグレープフルーツの大半はフロリダや南アフリカからの輸入品です。グレープフルーツが大量に出回るようになったのは1970年代で、最近ではホワイト、ルビー、スウィーティ、メロゴールドなど美味しいグレープフルーツが店頭に並んでいます。

柑橘系の果物ですが、1本の枝にブドウの房のようにたくさんの実がなることからグレープフルーツと呼ばれています。

グレープフルーツはビタミンCが豊富で、1つ食べると1日に必要なビタミンCを補給することができ、風邪予防にも効果があります。

しかしグレープフルーツは、少し苦みのある味が特徴的です。

これはポリフェノールの一種、ナリンギンのためで、この成分は脂肪分解、高脂血症抑制に効果もあり、抗酸化作用もあるので、ガン予防にも効果があります。

しかしナリンギンは高血圧治療薬の成分を強めたり、副作用を起こすこともあるので注意が必要です。

離乳食としては赤ちゃんが独特の酸味、苦みを受け入れないこともありどうしても食べさせてあげたい果物とは言えません。その他の柑橘類を食べさせてあげればいいと思います。

また果物アレルギーで口の中に痛みを感じたり口の周りの発疹、頭痛、腹痛などがまれに起こることもあります。

グレープフルーツそのものではなく、農薬にアレルギー症状を起こす場合もあります。

初めて食べさせる時は、アレルギー症状を抑えるために加熱したり、生でもごく少量食べさせるようにしましょう。

下ごしらえや調理法

形が整っていて、ずっしり重みのある色鮮やかなグレープフルーツを選びます。

輸入果物なので収穫後の輸送や保存のための防かび、防菌などの農薬問題も心配です。食べる前にはよく洗うようにします。

外皮を剥き、房を剥いて果肉だけにして食べさせます。それでもぷつぷつとした粒が消化が悪いようでしたら、果汁だけを使います。

時期別離乳食レシピ

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(6~7か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

グレープルーツゼリー

【材料】

・グレープフルーツの果汁    100cc
・オレンジの果汁         100cc
・三温糖            20g
・アガ―            4g
・グレープルーツを剥いた果肉  3房

【作り方】

  1. グレープフルーツとオレンジを半分に切って、果汁を搾ります。
  2. グレープフルーツ3房は、剥いて細かく切ります。
  3. アガ―と砂糖を混ぜ合わせます。
  4. 鍋に3.を入れてオレンジとグレープフルーツの果汁を少しずつ入れ、アガーがよく溶けてから、火をつけます。
  5. 沸騰するぐらいになったら火を止めて、アクをとり容器に流し込んで固めます。
  6. 固まらない前に、グレープフルーツの果肉も散らします。

※ グレープジュースだけでは少し飲みにくいので、オレンジジュースと三温糖を混ぜました。
※ アガーは海藻からできていますし、常温でも固まるので扱いやすいです。

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