イチゴはいつから与えられる?
離乳食初期
(5~6カ月) |
離乳食中期
(7~8カ月) |
離乳食後期
(9~11カ月) |
離乳食完了期
(1才~1才6カ月) |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ |
離乳食材としてのイチゴ
イチゴは果物の中でも特にビタミンCが多く、美肌効果や風邪予防にも効果があります。しかしビタミンCは火を通すと大部分が失われてしまうので、きれいに洗って生で食べたい果物です。
離乳食初期から食べられる食材ですが、稀に、果物アレルギーを起こす人もいるので、最初は少しずつ与えて様子を見るといいでしょう。
最近は、大きくて甘い品種が次々と開発されています。大きいイチゴは、果肉の重さに対して表面についた種の比率が少ないので離乳食には適しています。
下ごしらえや調理法
ヘタも青々新鮮で、真っ赤に熟したイチゴを選ぶと、果肉も軟らかくて甘く食べやすいです。ビタミンCが逃げてしまうのでヘタはつけたまま流水で洗い、水に浸しっぱなしにしないようにしてください。
生で食べるので、一瞬だけ飲み水の消毒液に入れて消毒することもいいです。
離乳食初期(5~6か月)レシピ
【材料】
・イチゴ 2個
・食パン 8枚切り1/2枚
・ミルク 50㏄
【作り方】
- イチゴは洗って、茶漉しに入れてスプーンで裏ごしします。
- 裏ごししたイチゴを電子レンジ500ワットで20秒加熱します。
- 食パンをおろし金でおろし、ミルクと混ぜて、電子レンジ500ワットで1分加熱します。
- パンとミルクがなめらかになるまで混ぜて、イチゴをかけます。
離乳食中期(7~8か月)レシピ
【材料】
・イチゴ 2個
・コーンフレーク 1/3カップ
・ミルク 60㏄
【作り方】
- イチゴは洗って小さく刻み、少し潰します。
- コーンフレークをビニール袋に入れて手でもんで小さく砕き、熱容器に入れます。
- コーンフレークにミルクをかけてラップをし、電子レンジ500Wで30秒加熱します。
- イチゴとコーンフレークを混ぜます。
※ミルクの代わりに、牛乳やヨーグルトをかけてもいいです。
(ヨーグルトの場合は加熱しません。)
離乳食後期(9~11か月)レシピ
【材料】
・イチゴ 3個
・サンドイッチ用食パン 2枚
・プレーンヨーグルト 40㏄
【作り方】
- イチゴはよく洗って、細かく刻みます。
- 食パン2枚にヨーグルトを塗ってイチゴを並べて、サンドイッチを1組作ります。
- 食べやすい大きさに切って周りをパイカッターで押さえるか、フォークで押さえて、子供が手づかみしやすいようにします。
※イチゴが酸っぱいようなら、ヨーグルトに砂糖を少々入れてください。
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
【材料】
・イチゴ 5個
・バター 40g
・薄力粉 80g
・三温糖 30g
・ベーキングパウダー 少々
【作り方】
- イチゴをよく洗い細かく刻みます。
- 常温に出しておいたバターをクリーム状に混ぜて、三温糖も入れてふわふわになるまで混ぜます。
- ②にイチゴも入れて、混ぜます。
- ③に薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れて、ゴムべらで、さっくりと混ぜます。
- 生地を30分くらい、冷蔵庫で休ませます。
- 天板にクッキングシートを敷いて、クッキー生地を10等分ぐらいに分けてのせます。
- 180度に余熱しておいた、オーブンで15分ほど焼きます。
- 試食して、粉っぽさがなければ焼き上がりです。