リンゴはいつから与えられる?
離乳食初期
(5~6カ月) |
離乳食中期
(7~8カ月) |
離乳食後期
(9~11カ月) |
離乳食完了期
(1才~1才6カ月) |
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離乳食材としてのリンゴ
りんごは離乳食初期から使ってみたい食材です。小さい頃、病気になった時、母親がりんごをすりおろして食べさせてくれた思い出がある人も多いと思います。
りんごは果物のうちでも酸っぱさも少なく、甘くて口当たりもいいので、お母さんのミルクの味に慣れている赤ちゃんにとって比較的抵抗なく受け入れられる果物です。りんごに含まれるペクチンは水溶性食物繊維で、お腹の調子を整えてくれる働きもあります。
しかし、りんごを食べて果物アレルギー(りんごアレルギー)が現れ、唇が腫れたり、蕁麻疹、下痢などの症状が出ることが稀にあります。このりんごアレルギーの症状は生のりんごを摂取した時だけで、加熱して、ジャムやジュースにするとその心配はありません。
下ごしらえや調理法
りんごは持った時にずっしり重くて、お尻まで色づいているものを選ぶと甘いです。
皮を剥いて赤く色が変わらないように薄い塩水にさっとつけましょう。長く入れておくと、甘みが薄れてしまうので、塩水からすぐ取り出してください。
離乳食初期(5~6か月)レシピ
【材料】
・リンゴ 50g(中くらいのりんご1/8位)
・水 50㏄
・片栗粉 少量と同量の水
【作り方】
- りんごの皮を剥いて、さっと塩水に通します。
- りんごをすりおろし、耐熱容器に入れます。
- ②に分量の水も加え、ラップをして電子レンジ500Wで2分加熱します。
- 少量の片栗粉を同量の水で溶いて、りんごに混ぜ電子レンジで沸騰する位加熱し、攪拌します。
- 茶漉しで裏ごしします。
離乳食中期(7~8か月)レシピ
【材料】
・リンゴ 20g
・さつま芋 30g
・ニンジン 5g
【作り方】
- りんごは皮を剥いて、小さな角切りにします。
- さつま芋は、皮を剥いて角切りにして一度、水にさらします。
- 人参はみじん切りにします。
- りんご、さつま芋、人参を鍋に入れて、材料がかぶるぐらいの水をいれて、軟らかくなるまで煮ます。
- ④を型に入れる・もしくは手で成型して形作り完成。
※角切りの大きさは離乳食の進み具合によって加減して下さい。慣れるまでは、軟らかく煮えたら、つぶしてもいいです。水の代わりに100%リンゴジュースで煮れば、甘さが増します。
離乳食後期(9~11か月)レシピ
【材料】
・リンゴ 1/8個
・卵 1/4個
・牛乳 25㏄
【作り方】
- りんごは皮を剥いて、3mm角ぐらいに切ります。
- 卵を溶いて、牛乳とりんごを入れて混ぜ合わせます。
- プリンカップ又は耐熱容器に2を入れて、湯気の上がった蒸し器に入れて弱火で10分蒸します。
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
【材料】
・リンゴ 20g
・馬鈴薯 20g
・ブロッコリー 20g
・皮なしウィンナー 10g
・プレーンヨーグルト 20g
・マヨネーズ 3g
【作り方】
- りんごは8ミリの角切りにして、耐熱容器に並べてラップをかけて透き通るぐらいまで加熱します。
- 馬鈴薯は1センチの角切りにして軟らかく茹でます。最後にその茹で汁でブロッコリーも小さく分けて茹でます。
- ウインナーは5ミリの輪切りにしてブロッコリーの茹で汁をくぐらせます。
- ①②③をヨーグルトとマヨネーズで和えます。