離乳食の小女子はいつから

小女子はいつから与えられる?

離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
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離乳食材としての小女子

小女子はイカナゴの稚魚のことですが、読み方がなかなか難しいですね。

カルシウムたっぷりの小女子を離乳食で是非食べさせて赤ちゃんの力にしたいものです。
離乳食ではいつから与えていいのか、調理の仕方などご紹介します。

小女子はイカナゴのことですが、体が小さく、女の子のように可愛いことからこう呼ばれているそうです。

春を告げる魚と言われ、4月下旬~6月上旬に水揚げされます。

小女子と似た姿ですが、しらす干し、ちりめんじゃこはイワシの稚魚です。

よく見るとちりめんじゃこは頭が丸く目が青い、小女子は銀色に光り、頭が尖っているそうです。同じ種類の魚だと思っていた人もいらっしゃるでしょうが、実は違う魚です。

さらに、お正月のおせちで有名な田作りは、カタクチイワシを乾燥させものです。

美味しいけれど、飴炊きになっていて、硬い食感です。小女子で田作りもどきを作れば、赤ちゃんの離乳食として一品できそうです。

しかし、しらすに比べて小女子は、脂が強く、魚らしい味が強いので、シラスに比べて独特です。

小女子も他の魚同様、良質のたんぱく質、EPA,DHAなどの必須脂肪酸も含まれ、離乳食では積極的に使いたい食材です。

いつから使うことが可能であるかと言えば初期から使えますが、口腔アレルギー症候群などの魚介類アレルギーもありますから、少しずつ、慎重に様子を見ながら与えましょう。

下ごしらえや調理法

小女子は劣化しやすいので新鮮な物を買って、すぐに料理します。軟らかいようになるべく小さいサイズの小女子にします

小女子の下ごしらえ

  1. 小女子を水でよく洗い、ゴミや他の魚類を取り除きます。
  2. 鍋にザルを入れ、たっぷりのお湯で、ゆっくり茹でます。くっつきやすいので小女子をバラバラに入れます(ゆっくり茹でた方が、身が崩れやすく離乳食には使いやすいです)。
  3. 茹で上がったら、お湯で伸ばしながらすり鉢ですり潰します。または細かく刻みます。

※乾燥の小女子を使う場合は、塩分があるので、さらにゆっくり茹でて、塩を抜きます。

時期別離乳食レシピ

離乳食初期(5~6か月) レシピ

小女子のお粥

【材料】

・10倍粥・・・・大匙1
・小女子・・・・・小2匹

【作り方】

1. 小女子は軟らかく茹でてお湯を加えて、裏ごしするかすり鉢でよくすりつぶします。
2. お粥の上に小女子をのせて、混ぜて少し与えてみます。

離乳食中期(7~8か月) レシピ

小女子のおろし煮

【材料】

・小女子・・・小匙1
・カブ・・・・10グラム
・カブの葉先・1枚
・水・・・・・大匙3

【作り方】

1. 小女子は熱湯で茹でて、すり潰します。
2. カブは皮を剥いて、すりおろします。
3. カブの葉は軟らかく茹でてみじん切りにします。
4. 鍋に水とカブのすりおろしを入れてひと煮立ちさせて、小女子とカブの葉を入れて煮ます。

離乳食後期(9~11か月) レシピ

小女子のかき玉汁

【材料】

・小女子・・・・小匙2
・生若芽・・・・小匙1
・ほうれん草・・葉っぱ1枚
・卵・・・・・・1/4個
・水・・・・・・カップ1

【作り方】

1. 小女子は熱湯で茹でて、細かく切ります。
2. 生若芽は軟らかく水で戻してみじん切りにします。
3. ほうれん草は軟らかく茹で粗みじん切りにします。
4. 鍋に水を入れて沸騰させ、卵以外の材料を入れて数分煮ます。
5. 4.に溶き卵を入れて、かき玉汁にします。

離乳食完了期(1才~1才6か月) レシピ(1)

小女子チャーハン

【材料】

・小女子・・・・大匙1
・軟飯・・・・・赤ちゃんが食べられる量
・キャベツ・・・半枚
・玉ねぎ・・・・小匙1
・人参・・・・・小匙1
・卵・・・・・・1/4個
・胡麻油・・・・適宜

【作り方】

1. 小女子は軟らかく茹でて、刻みます。
2. キャベツも短く食べやすい長さの千切りにします。
3. 玉ねぎ、人参はみじん切りにします。
4. フライパンに胡麻油を入れ、玉ねぎ、人参が軟らかくなるまで炒めます。
5. 4.にキャベツと小女子を入れてさらに炒めます。
6. 5.に卵とご飯を入れて、よくほぐします。

離乳食完了期(1才~1才6か月) レシピ(2)

小女子おにぎり

【材料】

・乾燥小女子・・・・小匙1
・青のり・・・・・・少々
・炒り胡麻・・・・・少々
・軟飯・・・・・・・子供の食べる量

【作り方】

1. 小女子はお湯で茹でて軟らかくして、食べやすく刻みます・
2. 軟飯に小女子、青のり、炒り胡麻を混ぜて、赤ちゃんが持って食べられる大きさに握ります。

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