離乳食のあさりはいつから

あさりはいつから与えられる?

離乳食初期

(5~6カ月)

離乳食中期

(7~8カ月)

離乳食後期

(9~11カ月)

離乳食完了期

(1才~1才6カ月)

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離乳食材としてのあさり

数十年前、あさりは近くの海岸での潮干狩りでもザクザク簡単に獲ることができました。

しかし、埋め立てや水質汚染、温暖化の影響で漁獲量が大きく減っています。

一昔前の食卓にはあさりの味噌汁、アサリの佃煮など身近でしたが、最近はスーパーなどでもあまり見かけなくなりました。

あさりには、貧血予防効果のあるビタミン12が含まれています。ビタミン12は肝臓の強化にも効果があります。

タウリンも豊富で血液をサラサラにし、摂りすぎたコレステロールを排出し、動脈硬化の予防にも役立ちます。

加熱するとあさりからたくさんの汁が出ますが、この汁に旨味と栄養分がたくさん含まれています。

そのためこの汁もいっしょに調理できるメニューが理想的です。スパゲッティや炊き込みご飯、クラムチャウダーなど汁を他の食材に吸わせて食べると美味しいです。

離乳食としては、身が硬く弾力もあり噛み切りにくいので、細かく切って使うといいでしょう。

また、魚介アレルギーも稀に出ることがあります。

あさりを食べさせるのは1歳を過ぎて離乳食もほぼ終了してから、少しずつ経過を観察しながら食べさせてあげて下さい。

まずは、大人があさりの味噌汁をした時に、そのお汁を飲んで貝のエキスを摂るぐらいから始めてもいいでしょう。

下ごしらえや調理法

あさりは、模様がはっきりしていて、横に大きいものを選びます。貝は固く閉じていて、塩水につけると勢いよく水を噴き出すものが新鮮です。当然ですが、貝が開きっぱなしのものは死んでいます。むき身は、太って弾力のあるものがよいあさりです。

あさりを買ってきたら、海水と同じくらいの3%の塩水につけて、静かな暗い所に置きます。一晩ほどおいて砂を十分吐いたら、よく洗います。水から茹でて、その茹で汁を利用します。貝は細かく切って調理に使います。

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

 あさりのクラムチャウダー

【材料】
・あさりのむき身 10g
・じゃが芋 20g
・玉葱 10g
・人参 5g
・バター 5g
・薄力粉 5g
・牛乳 100cc
・ブロッコリー 1房

【作り方】

  1. あさりのむき身は細かく切ります。
  2. じゃが芋、玉ねぎ、人参は1センチ角に切ります。
  3. 鍋に、バターを入れて、野菜とあさりを炒め、ひたひたの水を入れて軟らかくなるまで煮ます。
  4. 3.に薄力粉を茶漉しを使って振り入れてさらに炒めます。
  5. 4.に牛乳を少しずつ入れて混ぜながら、とろみがつくまで弱火で煮ます。
  6. ブロッコリーを軟らかく茹で、小さく切って入れます。
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