ハムはいつから与えられる?
離乳食初期 (5~6カ月) |
離乳食中期 (7~8カ月) |
離乳食後期 (9~11カ月) |
離乳食完了期 (1才~1才6カ月) |
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離乳食材としてのハム
ハムとは豚のモモをかたまりのまま塩漬けした加工品です。
イギリスでハムといえば、豚モモ肉のことですが、日本では、豚のモモ以外の加工品も含めていう場合があります。ボンレスハム、ロースハム、生ハムなどの種類があります。
ハムの歴史は古く紀元前から作られていたといわれていますが、日本では明治に入ってから作られるようになりました。
そして昭和初期までは、ハムはとても高級品だったそうです。お中元やお歳暮にハムを送るというのはその感覚の名残かもしれません。
肉に塩を加えると細胞内に塩が入り、腐敗の原因となる細菌やカビの繁殖を抑えることができます。
さらに肉の筋組織が塩を吸収しやわらかくなります。このことから昔は、ハムといえば保存食としての意味合いが強かったのです。
ハムはサラダやサンドイッチなどには生で、ハムエッグや、オムレツ、ハムカツ、ソテーなどあらゆる料理に使われ、美味しい風味や味を添えています。
離乳食として、ハムを食べさせるのは、塩分や添加物の心配もあるので離乳食が完了期に入ってからがいいでしょう。
また、食肉アレルギー、卵アレルギーなどを持っている子供も多いので十分注意しましょう。
下ごしらえ 調理法
なるべく無添加、低塩分、低脂肪のものを選びます。ハムは腐敗しやすいので買ってきたらなるべく早めに食べさせましょう。
スライスではなく、塊のハムの方が日持ちはしますが、一度にたくさん食べさせることはできませんので、大人の家族が食べる時に、ほんの少し取り分けて与えてみましょう。
塩分、脂肪、添加物を除去するためには、一度茹でてから調理するといいでしょう。
離乳食初期(5~6か月) レシピ
離乳食中期(7~8か月) レシピ
離乳食後期(9~11か月) レシピ
離乳食完了期(1才~1才6か月) レシピ
ビーフン炒め
・ボンレスハム 10g
・ビーフン 5g
・人参 5g
・ピーマン 1/4個
・生しいたけ 1個
・キャベツ 1枚。
・オリーブ油 適宜
・鶏ガラスープの素 適宜
・水 大さじ1
1.ボンレスハムは1cmの短め千切りにし、熱湯をかけます。
2.ビーフンはやわらかく茹で、食べやすい長さに切ります。
3.人参、ピーマン、生しいたけも短めの千切りにします。
4.キャベツは芯を除いて1cmの千切りにします。
5.フライパンにオリーブ油を少々入れ、ビーフンとボンレス以外を入れて炒めます。
6.4.にビーフンとボンレスハムを加えて軽く炒め、水を加え鶏ガラスープの素をふり入れます。
※野菜から出た汁けを、ビーフンに吸わせるように少し時間を置くとなお美味しいです。