離乳食のインゲン豆はいつから

インゲン豆はいつから与えられる?

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離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
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離乳食材としてのインゲン豆

さやいんげんは南米が原産国で、日本には江戸時代になって長崎から禅僧の隠元が伝えたといわれています。

関西地方では1年間に3度収穫できるということから三度豆と呼ばれることもあります。昔は中のインゲン豆を食べていましたが、最近ではもっぱら若いうちに収穫して鞘ごと食べることが多くさやいんげんと呼ばれるようになりました。

今では品種改良で硬いスジもなくなり美味しく食べられるようになりました。

さやいんげんはカリウムも豊富で利尿効果やむくみの解消にも効果があり、緑黄色野菜なのでガンを予防し、免疫力を高める働きもあります。

インゲン豆は金時豆、ウズラ豆、大福豆、ささげなど身近に食べられている豆です。

インゲン豆の主成分は糖質ですが、タンパク質も多く含みます。

その他ミネラル分も多く含み精神安定効果、貧血予防など体にいい影響を与える栄養素をたくさん含んでいます。

さやいんげんは離乳食としては茹でても、溶けてしまうような軟らかさはないので中期ぐらいになったら、ごく細かいみじん切りにして使います

だんだん大きくなれば小さめの輪切りにしてさやいんげんそのものというより、和え物にしたり、あんかけやひき肉団子やご飯に混ぜれば食べやすいでしょう。

インゲン豆もさやいんげんも、大豆アレルギーがあると症状の出ることがあります。最初は注意して少しずつ与えるようにしましょう。

下ごしらえや調理法

さやいんげんは少しでも新鮮な物の方が、短い時間で軟らかく茹でることができます。出来れば筋は取り除いて調理するといいです。

インゲン豆は、ゆっくり水につけてふやかし軟らかく煮て、薄皮をとって潰して食べさせましょう。

豆類は塩分を入れて茹でると軟らかくならないので、なにも入れない水で茹でてください。

時期別離乳食レシピ

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

野菜のあんかけ

【材料】

・大根       5g
・人参       5g
・さやいんげん   1本
・鰹出し汁     300cc
・片栗粉      適宜

【作り方】

  1. 大根と人参は皮を剥いてみじん切りにします。
  2. さやいんげんもヘタを取り、出来れば筋をとってみじん切りにします。
  3. 鍋に材料をすべて入れて煮ます。
  4. 野菜が軟らかくなったら、水溶き片栗粉でとろみをつけます。

離乳食後期(9~11か月)レシピ

インゲンとじゃが芋の味噌汁

【材料】

・さやいんげん  2本
・じゃが芋    1/4個
・鰹出し     300cc
・味噌      少々

【作り方】

  1. さやいんげんはヘタを取り、出来れば筋をとって1cmの輪切りにします。
  2. じゃが芋は皮を剥いて1cmの角切りにします。
  3. 鍋にさやいんげん、じゃが芋、鰹出しを入れて、軟らかくなるまで煮ます。
  4. 味噌を少々入れて、香りをつけます。

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

炒り豆腐

【材料】

・インゲン  2本
・人参    5g
・しいたけ  1枚
・ナス    10g
・豚挽肉   20g
・豆腐    20g
・片栗粉   適宜
・醤油    適宜
・サラダ油  適宜

【作り方】

  1. 野菜は全てみじん切りにします。
  2. フライパンにサラダ油を少し入れ、ひき肉と野菜をよく炒めます。
  3. 2.に豆腐を崩しながら入れます。
  4. 豆腐に火が通ったら醤油で軽く味付けして、水溶き片栗粉でとろみをつけます。

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