豆乳はいつから与えられる?
離乳食初期 (5~6カ月) |
離乳食中期 (7~8カ月) |
離乳食後期 (9~11カ月) |
離乳食完了期 (1才~1才6カ月) |
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離乳食材としての豆乳
豆乳は手軽に飲むだけで、体の調子を整えてくれるビタミン類B群、ビタミンE群を摂ることが可能で、その上コレステロールはゼロです。
大豆のアレルゲンは加熱や発酵によって活性が抑えられる性質があります。加工度が低く液体である豆乳にアレルギーを起こすケースも見られるのはそのためです。
離乳食としても初期から使うことができますが、アレルギーの問題、赤ちゃんの消化機能の問題などを踏まえて、最初は少量、様子を見ながら与えるようにしてください。
下ごしらえや調理法
糖分や果汁などが含まれていない成分無調整の豆乳を選びます。豆乳そのものを飲ますのではなく、2倍に薄めて、加熱して、他の食品に混ぜて使うようにします。
赤ちゃんにとっては消化もよくないので、3歳過ぎるまでは1度に100mlぐらいを限度に与えましょう。
時期別離乳食レシピ
離乳食初期(5~6か月)レシピ
カボチャ粥
【材料】
・10倍粥 食べられる量
・豆乳 大さじ1
・カボチャ 10g
【作り方】
- カボチャの皮を剥き、薄く切ります。
- お皿に、カボチャと豆乳を入れサランラップして、軟らかくなるまで電子レンジにかけます。
- 2.を裏ごしして、お粥にかけ、よく混ぜて、食べさせます。
離乳食中期(7~8か月)レシピ
小松菜のポタージュ
【材料】
・小松菜 10g
・鰹出し汁 1/3カップ
・豆乳 1/4カップ
【作り方】
- 小松菜を鰹出し汁の中で軟らかく煮ます。
- 1.と豆乳を合わせて、ミキサーにかけます。
- 2.を鍋で、少し煮ます。
離乳食後期(9~11か月)レシピ
豆乳シチュー
【材料】
・豆乳 60cc
・馬鈴薯 30g
・玉ねぎ 20g
・人参 10g
・ブロッコリー 10g
・鶏ひき肉 10g
【作り方】
- 馬鈴薯、玉ねぎ、人参を細かく切ります。
- 野菜と鶏ひき肉を鍋に入れて、ひたひたの水を加え野菜が柔らかくなるまで煮ます。
- 野菜が軟らかくなり水もなくなってきたら、豆乳を入れてトロミが出るくらい、少し煮ます(煮すぎると、豆乳が固まって滑らかにできないので弱火で、煮すぎないようにします)。
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
豆乳鍋
【材料】
・鱈骨なし切り身 50g
・豆腐 50g
・人参 10g
・小松菜 10g
・長葱 10g
・生シイタケ 1枚
・昆布出し汁 200cc
・豆乳 100cc
【作り方】
- 鱈はひと口大に切って、湯通しします。
- 野菜、しいたけは食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に昆布だし汁を入れて野菜としいたけを煮ます。
- 材料が軟らかくなったら、鱈、豆腐、豆乳を加えてさらに煮ます。
※塩味が欲しいようであれば、味噌を少量加えます。
※鱈は肉団子、鶏肉、鰤などいろいろアレンジして下さい。