離乳食初期5~6カ月|お米嫌いの赤ちゃんにはパン粥でも良いのか

お米は、アレルギーの面から考えても日本人の遺伝子に合った食材です。
赤ちゃんが初めて母乳以外のものを口にする際の食材としてはお米が一番適切です。

日本人は最近欧米化が進み、パン、卵、牛乳などを好んで食べるようになりました。それだけが原因ではないのですがアレルギーを発症するお子さんが多くいます。しかもアレルギーといえば卵、牛乳が浮かびますが小麦アレルギーも多く見られるようになりました。

そんな理由から、お子さんの初めての食事はやはりお米から作ったお粥をおススメします。

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パンよりもお米を食べさせる努力を

パンには糖分、塩分、油分、添加物、イーストなどが含まれていて消化も白米より消化が悪い場合が多いのです。パン粥を作る場合は小麦の他に含まれている食品が少ない食パンでパン粥を作るようにします。

万が一、パン粥でアレルギー症状を起こした時、なにが原因で発症したかもわかりにくくなるからです。食パンもスーパーで販売されている大量生産の食パンではなく、家庭で材料を吟味した手作りパン、街の自然食品を用いてハンドメイドしている信頼できるパン屋さんの食パンを使うようにします。

特に輸入小麦には農薬の心配もあるので、国産の小麦粉を選んでください。

赤ちゃんはがお粥を食べてくれないのはお米そのものが嫌いで、パン自体が好きという理由だけではないことも考えられます。
お粥のトロトロ具合がお気に召さなかったり、たまたまその日のご機嫌や体調が悪かったかもしれません。あるいはスプーンが嫌いだったということもあります。栄養は母乳やミルクで摂っているのですからお粥を食べないからといってお母さんもあまり悩み過ぎないで、また、日にちを於いて試してみましょう。
お粥にミルクを入れて赤ちゃんが親しみやすい味にするのも離乳食作りのテクニックです。

お米、パンをいろいろな観点から比較して、初めての離乳食は日本人の主食であるお米のお粥を作りましょう。できれば離乳食開始の2週間~1か月はお米のお粥をおススメします。

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