離乳食後期の進めかた

1日2回食も習慣づいて、豆腐や軟らかいものは上顎と舌で潰してうまく食べられるようになった頃、離乳食後期に入ります。前歯も生えそろってきて、奥歯はまだですが、乳歯が奥歯の歯茎の中に伸びてきていて、少し固めの離乳食をあげてもこの歯茎で噛むことができます。

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徐々に歯茎で食べ物が噛めるようになってくる

離乳食後期になったら、歯茎で噛めるくらいの離乳食、例えば、5倍粥、野菜だったら軟らかく茹でて荒くみじん切りにして水分は多めに残しておく程度、白身魚であればよく煮て少し片栗粉でとろみをつけたもの、バナナを刻んだものなどをいろいろ食べさせてあげて下さい。だんだん上手に歯茎ですり潰して食べることができるようになります。その目安は、お母さんが手で触って、楽に潰せるくらいと考えて下さい。でもあまり小さく刻みすぎても、かえって歯茎で潰すことが難しいので5~6ミリ角ぐらいが適当です。

また、スプーンを口に持っていくと生えてきた前歯で口に入れる量も加減できるようになります。舌で奥歯の歯茎まで運んで、ほほを膨らませて食べます。歯茎を使おうとして、唇をよじったり、顎がしゃくれたりする様子が見られれば赤ちゃんが噛む努力をしているのだと思ってください。

いろいろな食品を歯茎で噛んですりつぶし飲み込むことができて、1回の離乳食の総量が子供茶わん1杯ぐらい、コンスタントに食べられたら3回食にしてみましょう。

離乳食後期には、手掴みで食べたがったり、コップで飲もうとするなど赤ちゃんも積極的に食べようとする姿を見せてくれるはずです。

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