離乳食の心得|後期(9~11か月)

舌と上顎で豆腐や卵豆腐、プリンなどの形状の物を潰して食べられるようになったらそろそろ離乳食後期に進めます。
その頃には1回の食事で、複数の食品を合わせて赤ちゃん茶わん1杯位食べられるようになってきます。

前歯がだいぶ生えてきますが、奥歯はまだありません。
しかし歯茎ですりつぶしていろいろな食品を食べることができてきます。
この時に歯が生えていなくても歯茎を使うことで、歯茎や顎の鍛錬にもなります。

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計画通りに進まなくても焦らないことが肝心

まだまだ、赤ちゃんが気まぐれで、1日の離乳食が規則的に順調に進むとは限りません。
でも離乳食を3回食べる習慣が徐々にできてきて、離乳食を摂取した分、ミルクを飲む量も減ってきます。

しかし離乳食後期の離乳食の進み具合もとても個人差があります。
ミルクや母乳より離乳食の方に興味を持って手を出して食べたがる子、まだまだミルクの方を欲しがる赤ちゃんなどいろいろです。
お母さんの計画は決して押しつけずに、赤ちゃんに合わせて、離乳食は楽しい時間であるという感覚を持たせてあげることが大切です。

あまり無理して、大きく刻んだもの、固い物を上げる必要もありません。赤ちゃんの能力以上の食事を上げれば丸飲みになったり却って逆効果です。

また、哺乳瓶や母乳、スプーンで飲んでいた飲み物をコップで飲ませる時期でもあります。

大人がコップで飲んでいるのをじっと見て、
手を出そうとしてきたらコップに少なめのお茶やミルクを入れて飲ませてみましょう。

最初はカップの淵に前歯が当たって口角から飲み物がこぼれてしまいますが、だんだんとうまく飲めるようになり、もっと慣れてくれば自分でカップの耳を持って飲めるようになります。

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