離乳食の蕎麦はいつから

蕎麦はいつから与えられる?

離乳食初期

(5~6カ月)

離乳食中期

(7~8カ月)

離乳食後期

(9~11カ月)

離乳食完了期

(1才~1才6カ月)

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離乳食材としての蕎麦

蕎麦が健康食品といわれる所以は、ルチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラル成分を含んでいるからです。

ルチンは血液の流れをよくする働き、ビタミンB1は脚気予防、ビタミンB2は口内炎予防、ミネラルは貧血予防などに効果があります。

そんな理由から蕎麦はご長寿を叶える食品といわれるのです。

しかし、これらの栄養分は茹でると溶け出てしまいます。蕎麦屋さんで最後に出る蕎麦湯を飲むと、これらの成分を摂取できるという利点もあります。

最近ではそば茶のペットボトルも発売されていて、蕎麦の栄養が見直されています。

また、蕎麦の色はそば粉とつなぎの含有割合で決まると考えるのは間違いです。蕎麦の実の中心部分のそば粉は色白ででんぷん質が多く、外側に行くほど、色は黒くなり、蕎麦の風味が濃くなります。

蕎麦アレルギーの危険性について

蕎麦は、香りと味ともに日本人の口に合った美味しい麺ですが、アレルギー症状を起こす人がいるというのが心配な点です。

特に蕎麦レルギーというのは、呼吸困難、意識障害などを含む、重篤な症状を起こす可能性を秘めています。

いわゆる、アナフィラキシーショックです。そんな理由から離乳食中の赤ちゃんには蕎麦を食べさないようにします。

遺伝というわけではありませんが、両親が蕎麦アレルギーを持っているお子さん、何らかの他のアレルギーがある赤ちゃんは特に注意が必要です。

蕎麦アレルギーは、蕎麦そのものを食べることによって起きるだけではなく、そば粉を含むお菓子、パンなどにも含まれている可能性があります。
また、極端にいうと蕎麦の茹で汁、他の人がお蕎麦を食べている近くにいるだけでも、アレルギー起こしてしまう心配があります。

外食でうどんを食べた際、そのうどんが蕎麦と同じお湯や鍋で茹でられており、アレルギー症状が出てしまうこともありますので、蕎麦を提供している店舗での食事にも気を配りましょう。

蕎麦アレルギーを持つお子さんは少数ですが、万が一のことを考えて、蕎麦の扱いには十分注意して行く必要があります。

下ごしらえや調理法

アレルギーが心配なので、なかなか食べさせてみるのも躊躇してしまいます。

離乳食もほぼ完了して、赤ちゃんの体調の良い日に、最初は、蕎麦湯を一口飲ませたり、蕎麦1本のそのまたひと口分ぐらいを食べさせてみるとよいでしょう。

アレルギーというのは、その食材を摂取して、数分から数時間で症状があらわれます。蕎麦を食べさせたら、特にお子さんの様子を観察して、変化がないか注意しましょう。

また、原材料のところに、蕎麦粉と書かれてお菓子などをほんの少し食べさせて様子を見るのもいいでしょう。

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

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