中華麺・幼児用ラーメンはいつから与えられる?
離乳食初期
(5~6カ月) |
離乳食中期
(7~8カ月) |
離乳食後期
(9~11カ月) |
離乳食完了期
(1才~1才6カ月) |
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離乳食材としての中華麺・幼児用ラーメン
ラーメンや焼きそばに使う中華麺は、1859年の横浜開港の時から、外国人によって広まっていったと言われています。
中華麺には、生麺、茹で麺、蒸し麺があります。麺を打つ時にかん水を使うことによってコシが強く、黄色い麺の色と香りが出ます。
あの黄色い麺の色は、卵を含んでいるわけではないのです。(つなぎに卵を使用している場合もあるので、原材料、注意書きを読むようにしてください。)
そのため、中華麺は水分の含有率が低いこともあって硬くコシが強いので、離乳食には後期に入ってから使います。
※大人が食べるようなラーメンや、カップラーメン、インスタントラーメンなどは離乳食には向きません。
また、使われているかん水が、強いアルカリ性である点、小麦粉を使用している点を考えて、稀にアレルギー症状を起こすことも考えられるので、最初は少量ずつ様子を見ながら与えます。
下ごしらえや調理法
中華麺を短く切って、多めのお湯でくっつかないように軟らかく茹でます。
添加物の含まれない中華麺を選ぶことはもちろんですが、この作業によって万が一含有している油分や添加物を取り除くことができます。
離乳食初期(5~6か月)レシピ
離乳食中期(7~8か月)レシピ
離乳食後期(9~11か月)レシピ
【材料】
・焼きそば麺 15g
・軟飯 子供茶わん軽く1杯
・キャベツ 10g
・ニンジン 5g
・豚挽肉 10g
・ピーマン 5g
・しいたけ 1枚
・サラダ油 少々
・中濃ソース 少々
・青のり 少々
【作り方】
- キャベツ、人参、ピーマン、しいたけは短い千切りにします。
- 中華麺は短く切って、軟らかく茹でます。
- サラダ油を入れたフライパンで、挽肉を炒めます。
- ③に野菜を入れてさらに炒めます。
- ④に中華麺と軟飯、水大匙1程度(分量外)を入れて炒めます。
- 中濃ソースで味付けします。
- お皿に盛って、青のりを散らします。
※食べにくいようでしたら、水の分量を増やすか、サランラップで小さなおにぎりにまとめるといいです。
※ケチャップ味にしても美味しいです。
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
【材料】
・焼きそば 1/4袋
・豚肉 10g
・キャベツ 20g
・もやし 10g
・ニラ 5本
・ニンジン 5g
・ソース 少々
・サラダ油 少々
・青のり 少々
【作り方】
- 焼きそば麺は短く切って、茹でます。
- キャベツ、もやし、ニラ、人参は、豚肉は食べやすい大きさに切ります。
- フライパンに、サラダ油を入れ、豚肉を炒めます。
- ③に野菜を入れさらに炒めます。
- ④に焼きそば麺と大匙1の水(分量外)を入れて炒めます。
- 皿に焼きそばを盛り、青のりを飾ります。
※塩味にして、カレー粉で風味をつけても美味しいです。
※麺や野菜が硬くて食べにくいようでしたら、水を多めに入れて煮て軟らかくしてください。