1日3度の食事と10時、3時のおやつが習慣づいてきたら、
そろそろ離乳食完了期になります。
反対に母乳やミルクを飲む回数も減ってきて、
必要な栄養が食事で摂れるようになってきます。
次第にストローや、カップで牛乳も飲めるようになります。
赤ちゃんが興味を持ってくれるような工夫を凝らす
この頃には唇、舌、顎が自在に動かせるようになり食べているとほっぺが膨らんで歯茎や生えてきた奥歯で噛んでいます。
赤ちゃんに、手掴みで食材に触れて味や匂い、触感を感じたり積極的に食事を楽しもうという気持ちも芽生えてくるのです。
さらにスプーンやお皿、お茶碗を使って食事をするのだということも学習する時期に入ってきます。
離乳食完了期に食事は楽しいことだという気持ちを赤ちゃんに植え付けることがとても重要なことです。
食事の彩りや味も豊かなものにして、子どもの心を豊かにしてあげることも必要です。
子供が喜ぶ模様のついた食器を選んだり、可愛いプレートにカラフルに盛り付けてあげたり、いっぱい愛情をかけてあげて下さい。
そして家族団らんで赤ちゃんを交えて食事をして、挨拶する習慣を見せてあげたり、上手に食べられた時はほめてあげたり、赤ちゃんにも声かけをしてあげましょう。
時には手掴みで豪快に食べてこぼしたり、食べ物で遊んでしまったりと眉をひそめるようなこともあるかもしれません。
でもこれも、発達の一環だと思い、温かく見守ってください。
栄養のあるものを無理に食べさせようとか、お行儀よくするようにとストレスをかけるようなことがないようにお願いします。