トウモロコシはいつから与えられる?
離乳食初期
(5~6カ月) |
離乳食中期
(7~8カ月) |
離乳食後期
(9~11カ月) |
離乳食完了期
(1才~1才6カ月) |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ |
離乳食材としてのトウモロコシ
とうもろこしで一番ポピュラーなのはスイートコーンです。
缶詰やサラダ油、コーンフレーク、コーンスターチなどいろいろな加工品があります。
その中でも「ハニーバンタム」、「バイカラーコーン」は特に甘くて人気があります。とうもろこしの甘くて優しい味は赤ちゃんから大人までみんなに好まれる味です。
離乳食としても初期から使えますが、実を包む皮は消化が悪いので剥いたり、すりつぶしたり工夫が必要です。
穀物アレルギーを持っている人は、とうもろこしの摂取にもアレルギー症状を示すことがあるので、あまりアレルギーの出にくい食物とは言え、初めて食べる時には経過を見守る注意が必要です。
下ごしらえや調理法
皮つきのとうもろこしの場合、青々と色が濃くて、ヒゲの茶色いものがよく熟しています。実がギッシリ詰まって、大粒なものを選びましょう。
トウモロコシは皮つきのまま軟らかく茹でます。離乳食の初めは薄皮を剥けば消化がよくなります。
離乳食初期(5~6か月)レシピ
【材料】
・とうもろこし粒 20g
・ミルク 50㏄
【作り方】
- とうもろこしは皮つきのまま軟らかく茹でます。
- 包丁で、芯が残らないように実をとります。
- すり鉢でコーンを潰し、茶漉しで裏ごしします。
- ③とミルクをよく混ぜます。
離乳食中期(7~8か月)レシピ
【材料】
・とうもろこし 0g
・じゃが芋 1/4個
・ニンジン 10g
・玉ねぎ 10g
・ブロッコリー 10g
・コンソメ 少々
【作り方】
- とうもろこしは軟らかく茹で、包丁で実を外し、滑らかになるまでミキサーにかけます。
- じゃが芋は1センチ角、その他はみじん切りにします。
- とうもろこし以外の材料を鍋に入れ、ひたひたの水を入れて軟らかくなるまで煮ます。
- 水分がなくなるまで煮詰めて、とうもろこしを入れよく合わせて少し煮ます。
- コンソメを少し入れて味を整えます。
離乳食後期(9~11か月)レシピ
【材料】
・ホットケーキ 50g
・ミルク 20㏄
・トウモロコシ(ホットケーキミックス生地に) 30g
・トウモロコシ 5粒
・卵 1/4個
・サラダ油 少々
【作り方】
- とうもろこしは軟らかく茹で、包丁で切り落として、5粒残してミキサーにかけます。
- とうもろこし5粒はみじん切りにします。
- 材料をすべて混ぜます。
- フライパンに油を少し入れて、生地をこんがり焼きます。
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
【材料】
・カボチャ 30g
・ニンジン 10g
・さつま芋 20g
・ブロッコリー 20g
・卵 1/2個
・クリームコーン缶 大さじ1
・乳化状ドレッシング 小さじ1
【作り方】
- かぼちゃ、人参、さつま芋は1センチ角に切って、軟らかく茹でます。
- ブロッコリーも軟らかく茹で食べやすい大きさに切ります。
- 卵は茹でて、1センチの角切りにします。
- お皿に彩りよく温野菜を盛りつけます。
- クリームコーンとドレッシングを混ぜて野菜にトロリとかけます。
※コーンクリームと混ぜるのはマヨネーズでも美味しいです。