パプリカはいつから与えられる?
離乳食初期
(5~6カ月) |
離乳食中期
(7~8カ月) |
離乳食後期
(9~11カ月) |
離乳食完了期
(1才~1才6カ月) |
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離乳食材としてのパプリカ
最近、赤、オレンジ、黄色などカラフルで大きいパプリカがよく出回るようになって、私たちの目を楽しませてくれます。あまり食べ慣れない野菜で、敬遠がちの人もいるかもしれませんが、実に甘くておいしいのです。
ピーマンより小さい子どもたちにも受け入れられやすい野菜です。
パプリカはカロテン、ビタミンCをたくさん含み、抗酸化作用、美白作用、疲労回復にとたくさんメリットがあります。
パプリカに含まれるビタミンCは熱に強く、カロテンは油で調理すると吸収がよくなり、炒め料理に向いています。火を通すことによって甘くなります。
果肉が硬いのでパブリカを離乳食初期から使うのは無理がありますが、離乳食中期から徐々に使って味に慣れさせていくのがいいでしょう。
アレルギーが出やすい野菜ではありませんが、様子を見ながら少しずつ与えてみてください。
下ごしらえや調理法
パプリカは色が均一で艶のあるずっしりとしたものを選びましょう。
表面に皺にあるもの、やわらかいものは古いので避けます。
パプリカのヘタと種を除いたら軟らかく茹でて、すぐ冷水に取り皮を剥きます。
皮を剥いたパプリカを、みじん切りや料理に合わせて切って使うようにしましょう。
離乳食初期(5~6か月)レシピ
離乳食中期(7~8か月)レシピ
【材料】
・パプリカ 1/4個
・トマト 1個
・玉ねぎ 1/8個
・ミルク 50㏄
・オリーブオイル 少々
・塩 少々
・水 100㏄
・ブロッコリー 1房
【作り方】
- トマトはヘタと種をとり、ざく切りにします。
- 玉ねぎとパプリカも小さく切ります。
- フライパンにオリーブオイルを入れ玉ねぎ、パプリカをよく炒め、トマトも入れて炒めます。
- ③に水を入れて材料が軟らかくなるまで煮ます。
- ④をミキサーにかけなめらかにします。
- 鍋にミルクと⑤を入れてよく混ぜ、軽く沸騰させカップに注ぎます。
- ブロッコリーを軟らかく茹でてきざみ、ポタージュの上に飾ります。
離乳食後期(9~11か月)レシピ
【材料】
・パプリカ 10g
・きゅうり 10g
・鯖缶 10g
・さつま芋 30g
・プレーンヨーグルト 5g
・マヨネーズ 3g
【作り方】
- さつま芋は小さく切って、水にさらし茹でてマッシュします。
- きゅうりは皮を剥いて、小さく切りさっと茹で水にとります。
- パプリカも茹でて水に入れて急冷し皮を剥き、小さく切ります。
- ボールに材料をすべて入れて、ヨーグルトとマヨネーズで和えます。
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
【材料】
・パプリカ 1/8個
・ピーマン 1/4個
・ウインナー 2本
・生しいたけ 1個
・バター 3g
・ご飯 子供茶わん 1杯
【作り方】
- パプリカとピーマン、しいたけは小さく切ります。
- ウインナーは輪切りにします。
- フライパンにバターを溶かし材料を炒め、最後にご飯も一緒に炒めます。
※赤いパプリカの量を増やして、パプリカとご飯だけでピラフを作ってもきれいです。