離乳食のとろろ昆布はいつから

とろろ昆布はいつから与えられる?

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離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
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離乳食材としてのとろろ昆布

漠然と納豆、とろろ芋、オクラ、モズクなどネバネバ食品は体に良いといわれています。その中のひとつにとろろ昆布があります。

昆布の成分アルギン酸のネバネバに中性脂肪の吸収を抑える働きがあります。そしてその働きは普通の昆布よりとろろ昆布の方に格段に効果があるといわれています。

このことはとろろ昆布が極々薄くできているので断面が広くなり、通常の出し昆布よりもアルギン酸や旨味成分のグルタミン酸の良さを無駄なく全て吸収できることに起因しています。

またとろろ昆布とおぼろ昆布の違いは、とろろ昆布は昆布を重ねて側面を薄く削いだもの、おぼろ昆布は肉厚で高級な昆布の表面をカンナの様なもので削ったものということです。

おぼろ昆布の方が良い昆布が必要ということで値段は高額です。

とろろ昆布の良さを活用して様々な調理法があります。

野菜にとろろ昆布をまぶしておけば、その塩分とアルギン酸の力で美味しい漬物ができます。

お刺身の昆布締め、お吸い物、味噌汁などに利用すれば、その他の出しを使わなくても美味しい料理ができ上がります。

しかし、とろろ昆布は塩分も強く消化が悪いので、離乳食後期に入ったら赤ちゃんの離乳食の進み具合に合わせて、与えるようにします。

下ごしらえや調理法

とろろ昆布は消化が良くない食材です。ワカメを食べさせると赤ちゃんのウンチにそのまま出てくることもあります。

とろろ昆布はなるべく無添加の化学調味料を使っていない、塩分の少ないものを選びましょう

水分がないと、赤ちゃんの喉にはりついたり、咽てしまいますので細かく切って汁ものに放して食べさせるようにします。

また、ネバネバ成分を逆にトロミに使うことも有効です。

時期別離乳食レシピ

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(6~7か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

鱈鍋

【材料】

・骨なし鱈切り身  20g
・豆腐       20g
・玉ねぎ      10g
・ほうれんそう   10g
・昆布出し汁    1カップ
・とろろ昆布    大さじ1
・片栗粉      適量

【作り方】

  1. とろろ昆布はみじん切りにします。
  2. 野菜は軟らかく茹でてみじん切りにします。
  3. 鱈切り身も皮をとって、小さく切ります。
  4. 鍋に昆布だしを入れ、野菜を煮ます。
  5. 4.にとろろ昆布を加え煮ます。
  6. とろろ昆布がトロトロになったら、豆腐を加えます。
  7. 食べにくいようであれば、片栗粉でトロミをつけます。

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

とろろ昆布の卵焼き

【材料】

・卵     1個
・とろろ昆布 小さじ1
・鰹出し汁  大さじ1
・三温糖   小さじ1
・枝豆    1房
・サラダ油  適量

【作り方】

  1. とろろ昆布はフードプロセッサーにかけます。
  2. 枝豆は軟らかく茹で、みじん切りにします。
  3. 卵を割りほぐします。
  4. 3.にとろろ昆布と枝豆、鰹出し汁、三温糖を入れよく混ぜます。
  5. フライパンにサラダ油を少量入れて、卵を焼きます。
  6. 少し冷えたら、食べやすい大きさに切ります。

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