離乳食の卵黄はいつから

卵黄はいつから与えられる?

離乳食初期

(5~6カ月)

離乳食中期

(7~8カ月)

離乳食後期

(9~11カ月)

離乳食完了期

(1才~1才6カ月)

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離乳食材としての卵黄

アレルギー症状の約40%は卵アレルギーであるといわれています。卵アレルギー症状がひどい人は食後ただちに呼吸困難や蕁麻疹を起こす場合もあります。赤ちゃんの卵アレルギーの場合は全身に赤いボツボツが出来て痒くなるという症状が一般的です。

しかし、極端に卵アレルギーが強い場合を除いて、卵黄にはアレルゲン活性がありません。卵アレルギーが心配な場合はまず、医師の診断を受けて、卵黄、卵白、卵に含まれるたんぱく質オボムコイドなどの抗体検査を受けて慎重に、離乳食に卵を取り入れていくといいでしょう。また、卵黄にアレルギーを持つ確率が低いということを考慮して離乳食中期に入り、赤ちゃんの体調のいい時を見計らって、かた茹で卵の卵黄をほんの少しずつ食べさせてみることから始めましょう。

卵は完全栄養食とまで言われ、体や脳を作るために必要な脂質、たんぱく質、カルシウムなどがたくさん含まれています。アレルギーには十分注意を払いながらも、上手に卵を摂取していきたいものです。

下ごしらえや調理法

卵は賞味期限に注意して購入しましょう。また、殻にヒビが入っていると雑菌が入り腐敗の心配もあるので、割れていない卵を使用します。

卵は冷蔵庫から出して常温に戻した後、水から入れて沸騰した後15分茹でます。茹であがったら冷水に取り、殻を剥いて、卵黄を裏ごしします。

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

 ミモザお粥

【材料】
・卵黄 1/6個
・人参 5g
・7倍粥

【作り方】

  1. かた茹で卵を作ります。
  2. 茹で卵の卵黄を取り出し、裏ごしします。
  3. 人参を軟らかく茹でて裏ごしします。
  4. お茶わんに赤ちゃんが食べられるくらいのお粥を盛って、卵と人参を飾ります。

※固くて食べられないようでしたら、ヨーグルトを多めに入れます。

離乳食後期(9~11か月)レシピ

 親子丼

【材料】
・卵黄 1/2個
・玉ねぎ 20g
・鶏手羽ひき肉 10g
・小松菜 1本
・水 200cc
・醤油 少々
・5倍粥 適量

【作り方】

  1. 玉ねぎと小松菜はみじん切りします。
  2. 鍋に水を入れ、玉ねぎと小松菜を軟らかくなるまで煮ます。
  3. 2.にひき肉を入れて火を通し醤油少々で味を整えます。
  4. 3.に溶いた卵黄を入れ、よく煮ます。
  5. 5倍粥の上に4.をかけます。

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

 三色丼

【材料】
・豚挽肉 20g
・卵黄 1個
・小松菜 10g
・三温糖 少々
・醤油 少々
・軟飯 適量

【作り方】

  1. 豚ひき肉はフライパンで炒めて、三温糖、醤油少々で味をつけます・
  2. 鍋に溶いた卵黄と水少々(分量外)を入れて炒り卵を作り、醤油を1滴落とします。
  3. 小松菜は軟らかく茹でて、みじん切りにします。
  4. 子供茶わんに、食べ切るだけの軟飯を盛り、そぼろ、炒り卵、小松菜をきれいに盛り付けます。
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