離乳食初期5~6カ月ベビーダノンなど甘いものしか食べない赤ちゃん

赤ちゃんの大好きな母乳やミルクは乳糖が含まれていて甘い味がします。だからこの味に慣れ親しんでいる赤ちゃんはみんな甘い味を好みます。しかし栄養学的にも、これから生えて歯を虫歯にしないためにも、いろいろな味に慣れさせて、なるべく甘い味は控えめにしたいものです。

果汁やバナナ、糖分を含むヨーグルトは喜んで食べてくれますが、その他の味は受け入れられないという赤ちゃんは、たぶん甘い味を食べさせてもらって美味しかったという記憶が頭に残っているのでしょう。その時の美味しい味をイメージして待っていて甘いものしか食べないのです。

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焦らず後戻り、自然な甘さを覚えさせましょう

まだ5.6カ月は離乳食のはじめの一歩の時期でそんな赤ちゃんは、ちょっと離乳食を一休みしてリセットしたらいかがでしょう。

少し時間をおいて離乳食も後戻りして味付けしていないお粥を食べさせてみます。上手に食べてくれないようであれば、野菜や天然だし、昆布だしで味をつけます。それでも食べてくれないようでしたらさつま芋、カボチャなど甘みを感じられる物を加えてお粥を作ります。まだ、渋い顔をしたらりんご果汁やミルクをごく少量混ぜるのもいいでしょう。それを食べられるようになったら、カブや、人参、キャベツなどわずかに甘みがあるような野菜を使って、最後には葉物野菜、大根などを混ぜたりと離乳食を進めていきます。

いろいろ試す間にはどうしても受け入れてもらえない食材もあります。苦手な食材は、少し時期が経てばうそのように食べてくれることもあります。甘い味をはっきり認識して慣れてしまうと、想像以上に赤ちゃんの味覚は発達しているので、甘い味しか受け入れてくれないのです。

離乳食初期は甘い味に慣れてしまうような離乳食を与えないようにします。甘すぎる味を知らなければ赤ちゃんは、ほんの少しの自然の甘みを加えただけでも敏感に感じ取ることができるのです。赤ちゃんの離乳食の好き嫌い、進み具合はほとんどお母さんの腕にかかっているといっていいのです。

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