離乳食9カ月薬の服用で断乳した場合離乳食だけで栄養は足りるのか

生後9カ月の赤ちゃんの離乳食と母乳・粉ミルクの割合は約3対2。栄養の6~7割を離乳食で摂る時期です。離乳食も1日3回が定着し、1日に飲む母乳の量も500ミリリットルぐらいに減ってきます。この時期は栄養的に母乳だけでは不十分な時期になってきたとも言えます。

赤ちゃんが自発的にミルクを卒業するのではなく、お母さんがやむを得ない薬の服用や体調などの都合で、断乳せざるを得ないとなると、赤ちゃんが栄養を十分摂れなくて大丈夫かしらと心配なお母さんもいると思います。

フォローアップミルクを哺乳瓶から飲まない場合はコップやストローを試してみましょう!

しかし、赤ちゃんが離乳食を喜んで順調に食べていればそれほど心配する必要はありません。

母乳に代わる粉ミルクやフォローアップミルクを哺乳瓶の乳首を受け入れてくれなくてもスプーンやコップ、ストローなどで気長に与えてみましょう。コップで上手に飲めなくてほとんどこぼしてしまってもあまり気にせずにトライしましょう。時には出来なくても赤ちゃんがコップやスプーンを自ら持って飲ませてみてもいいでしょう。

離乳食にも丁寧に取り組んでいれば栄養が極端に不足することはありません。赤ちゃんというのは自ら体が要求するとなれば、無意識に母乳の栄養を他の食べ物から得ようとする力があると思ってください。

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ミルクを飲まないときの離乳食の対策

離乳食にヨーグルトやチーズ、乳製品を使ったクリームソースを十分取り入れることを特に心がけて、カルシウムや鉄分の不足を補うようにします。
カルシウムは牛乳の他にも小魚、野菜などにも豊富に含まれていますが、牛乳のカルシウムは他の食品に比べ吸収率が高いので、離乳食では乳製品を積極的に利用して下さい。

母乳を飲まず、離乳食だけの生活になればおやつをあげることを考えていい時期です。

おやつには甘い美味しいお菓子を与えて食を楽しむという役割と同時に、栄養を補う意味もあります。市販されている赤ちゃん用のお菓子は、無添加で栄養バランスも整っているので上手に利用するといいでしょう。

また新鮮な果物の果汁を薄めてあげるなどおやつが原因で離乳食の食べが悪くなってしまわない程度に上手に与えて、うまく赤ちゃんの方からの卒乳も成功させてあげたいものです。

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