離乳食中期7~8カ月|赤ちゃんのうんちに野菜が混じっている

離乳食も進んで、野菜や海藻など繊維質な食品を食べるとウンチにそのまま出てくることがあります。離乳食初期は食べ物を裏ごししたり、すりつぶしたりして与えていたのでウンチに食べたものがそのまま出てくるということはありませんでした。しかし赤ちゃんの成長に合わせ、野菜などの刻み方も大きめになってきます。

しかしまだまだ赤ちゃんの消化機能は未熟なのでウンチにそのままでてしまうことがあります。歯も生えていなかったり出始めなのですから歯茎でモグモグと咀嚼力も十分ではありません。

その中でも特に、トマトや人参、スイカなど色の鮮やかな食品は、ウンチに混ざっていると目立って新米のお母さんはびっくりしてしまうことがあります。でも、よく観察すると、大人のウンチの中にも食物繊維の豊富な海藻やとうもろこしなどそのままウンチに出ていることがある位であまり心配する必要はありません。

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便の調子が良ければ野菜が混ざっていても大丈夫!

まだまだこの頃の赤ちゃんは消化作業の練習中なのです。

消化機能が発達していないばかりでなく、赤ちゃんの便が早く通過して、そのまま野菜が出てしまったこともあります。その後の食欲が落ちたり、便が極端にゆるくなったりしなければ、野菜などがそのままウンチに出ても大丈夫です。

もちろん大き過ぎたり固すぎて食べにくいような調理は問題がありますが、その月齢に合った切り方や固さであれば少々ウンチにそのまま出てしまっても問題ありません。

神経質になって野菜をすりつぶしたり離乳食の進行を遅らせることはありません。

また野菜の粒がウンチに出ていたとしても栄養は摂れているのです。

消化しにくい海藻類などは調理に一工夫を

ただワカメなどの海藻類は特に消化しにくいので、軟らかく戻し、細かく切り刻み、軟らかくなるまで煮るなど丁寧な調理をしてください。消化しきれなかったものがウンチに出ても、赤ちゃんが元気な様子であればあまり気にしなくても差し支えありません。

ただし、感染症などで腸の働きが悪くなっているような場合は、いつもより軟らかく煮たり、潰したり消化のいいものを与えるようにしましょう。

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