離乳食のまいたけはいつから与えられる?
離乳食初期 (5~6カ月) |
離乳食中期 (7~8カ月) |
離乳食後期 (9~11カ月) |
離乳食完了期 (1才~1才6カ月) |
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離乳食材としてのまいたけ
まいたけの名前の由来には食べた人があまりにも美味しくて踊りだしたからという説があります。
そんなまいたけの美味しさを離乳食で赤ちゃんにもお裾分けしたいですね。いつから離乳食として与えられるかなど、ご紹介します。
まいたけは江戸時代の大名が徳川将軍に献上したら、あまりの美味しさに再び、追加を所望されたという味のよいきのこでしたが、天然物はとても希少なものでした。
しかし、1990年ごろから菌床栽培が始まり一般家庭でも手ごろな値段で一年中食べられるようになりました。
まいたけ特徴ある香りと歯ごたえで美味しいだけではなく、免疫力を高める効果、抗アレルギー作用などが知られています。
きのこ類は一般に、口の中で溶けることがなく、噛み切ることが難しく弾力もある食材なので、食べることに新米な赤ちゃんにとって、けっして食べやすい食材ではありません。
そんなきのこの中でもまいたけは、弾力の少ないきのこです。ですから、いつから与えていいかという点では、離乳食中期と言っていいでしょう。
まいたけは、アレルギーも出にくい食材とされています。
絶対にアレルギーが出ないというわけではありませんので、まいたけを食べさせて口周りにブツブツが出たり、口内が赤く腫れたりしたら口腔アレルギー症候群であることも考えられます。
即、食べさせるのを止め、様子を見て、改善されない場合は病院で受診しましょう。口の周りだけではなく、体に蕁麻疹ができていないかも確認します。
下ごしらえや調理法
まいたけは、厚みがあってシャキシャキした触感のものが新鮮です(古くなると、全体にしっとりして水っぽくクタクタになってきます)。
まいたけの石づきを包丁で取り除き、水をかけて軽く洗います。
きのこ類は包丁目を入れない方が美味しいと言われているので、手で細かく裂きます。
お湯に入れて1~2分、軟らかく茹でます。
茹で上がったら、みじん切りにします。
時期別離乳食レシピ
離乳食初期(5~6か月) レシピ
離乳食中期(6~7か月) レシピ
まいたけのおじや
【材料】
・茹でて1ミリ位のみじん切りのまいたけ・・小匙1
・シラス干し・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
・茹でた小松菜みじん切り・・・・・・・・・小匙1
・茹でた人参のみじん切り・・・・・・・・・・小匙1
・軟飯・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
・まいたけの茹で汁・・・・・・・・・・・・1カップ
【作り方】
1. まいたけは軟らかい、カサの部分を使って、茹でてみじん切りにします。
2. シラス干しは熱湯をかけて塩抜きします。
3. すべての材料を鍋に入れて、ご飯が食べやすい硬さになるまでグツグツ煮込みます。
※ ご飯が硬かったり、ねっとりしないようなら、茹で汁や水を足して、よく煮込んでください。
離乳食後期(9~11か月) レシピ
豆腐のあんかけ
【材料】
・豆腐・・・・・・・・30~50グラム
・まいたけ・・・・・・10グラム
・ブロッコリー・・・・10グラム
・まいたけの茹で汁・・大匙1
・水溶き片栗粉・・・・少々
【作り方】
1. 豆腐は1センチの角切りにし、茹でます。
2. ブロッコリーも軟らかく茹で、大きめのみじん切りにします。
3. まいたけはみじん切りにして茹でます。
4. まいたけの茹で汁にまいたけとブロッコリーを入れ煮立て、水溶き片栗粉かトロミ調味料でトロミをつけます。
5. 豆腐をお皿に盛り、まいたけのあんをかけます。
離乳食完了期(1才~1才6か月) レシピ
まいたけ入り肉じゃが
【材料】
・じゃが芋・・・・・・ 40グラム
・玉ねぎ・・・・・・・ 40グラム
・人参・・・・・・・・ 10グラム
・豚挽肉または豚バラ肉・・20グラム
・まいたけ・・・・・・・・10グラム
・醤油・・・・・・・・・・隠し味程度
・だし汁・・・・・・・・・1カップ
【作り方】
1. じゃが芋、玉ねぎ、人参は食べやすい大きさの角切りにします。
2. まいたけは粗みじん切りにします。
3. 鍋にだし汁と肉以外の材料を入れ、煮汁が減り、煮くずれるほど火を通します。
4. 肉をバラバラにほぐして入れて火を通し、最後に醤油で味をつけます。
※ 材料は軟らかく煮て、まいたけが崩れたじゃが芋に混じってボロボロしない位までにします。