餅はいつから与えられる?
離乳食初期 (5~6カ月) |
離乳食中期 (7~8カ月) |
離乳食後期 (9~11カ月) |
離乳食完了期 (1才~1才6カ月) |
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離乳食材としての餅
お餅は日本に昔からあってお正月や行事食、子どものお節句などお祝いでいただくことの多い縁起の良い物として日本人には欠かせない食べ物です。
お餅は、量のご飯より糖質が多くカロリーも高いので、少量摂取しただけで効率よくエネルギーを補給することができます。
その上もち米を蒸かしてさらにつき上げ、それを煮たり焼いたりして食べるので消化もいい食べ物です。
3歳ぐらいになって、「気をつけて喉に詰まらせないように食べなさい」という言葉かけが理解できるようになってから与えた方がいいでしょう。
お餅を食べさせる時は、必ず大人がつき添って、ひとりでは絶対に食べさせないようにしましょう。
ほんの少しずつ小分けにして、良く噛んで1口完全に飲み込んで食べたらまた1片という様に食べさせます。食べている間は、お喋りせずに食べることに集中させましょう。
お餅を食べさせる前に、白玉だんごやすいとんなど危険の少ないお団子でウオーミングアップすることもおススメします。
下ごしらえや調理法
無添加の餅米を使ったお餅を選びます。粘りがないお餅の方が喉に詰まらないです。
餅米から蒸かしてついて、お餅をつくる場合はうるち米を混ぜると食べやすいです。
また、草餅(子供はヨモギの香りを嫌うようあればホウレンソウなどを軟らかく茹でてペースト状にします。)にするとコナレがよくて比較的食べやすいです。
お餅は、なるべく小さく切って調理しましょう。
汁物でお餅を食べた方が安全なので、初めはお雑煮や味噌汁などに小さく切ったお餅をひとつ入れて食べさせてみます。
時期別離乳食レシピ
離乳食初期(5~6か月)レシピ
離乳食中期(7~8か月)レシピ
離乳食後期(9~11か月)レシピ
離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ
はじめてのレシピ
お雑煮
【材料】
・切りもち 2センチ角
・鶏肉 10g
・人参 10g
・小松菜 10g
・しいたけ 1/2個
・鰹出し汁 300cc
・出し昆布 2センチ四方
・醤油 少々
【作り方】
- 出し昆布を鍋に入れ、鰹出し汁も注ぎます。
- 人参、しいたけは短めの千切りにします。
- 小松菜は軟らかく茹でて短く切ります。
- 切り餅は小さく切ります。(9等分ぐらい)
- 鶏肉も小さく切ります。
- 小松菜以外の材料を鍋に入れ、軟らかくなるまで煮ます。
- 醤油で味を整えます。
- 小松菜を散らします。
- お椀にお餅の入っているのがわかるように盛りつけます。
※子供に「お餅が入っているから、良く噛んで食べなさい」と言葉かけしてから与えます。
※お汁を先にゴクンと飲ませてから、食べさせます。(口の中を湿らせてからお餅を食べます。)
※野菜にお餅が紛れてしまうと食べにくいので、お餅だけで食べて良く噛んで飲み込むように注意させます。
※お餅だけを茹でて軟らかくしてお椀に入れ、お汁をはっても上手にできます。