離乳食の酢飯はいつから 

酢飯はいつから与えられる?

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離乳食初期
(5~6カ月)
離乳食中期
(7~8カ月)
離乳食後期
(9~11カ月)
離乳食完了期
(1才~1才6カ月)
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離乳食材としての酢飯

血圧低下、血糖値上昇抑制作用など、お酢の健康効果が実証され積極的に摂ると健康に良いといわれています。

また、お酢には防腐・防菌効果もあり、お酢に漬けると大抵の菌が死滅することもわかっています。

紀元前5000年ごろの古代バビロニアの記録に、干しブドウやナツメヤシを使ってお酢を造っていたと記されています。

人類ははるか昔からお酢が体にいいと認識していて、ギリシャの医学者ヒポクラテスや病人に酢を飲むように勧めたり、中国では周の時代から漢方薬としての酢を利用していたようです。

日本で一番なじみが深い酢はなんといっても米酢です。

諸外国でも、お酒にちなんでフランスではワインビネガー、ドイツではビールから造るモルトビネガー、アメリカではりんご酢など世界中に4000種類もの酢があるそうです。

しかし、離乳食として酢を考えた場合、あの酸っぱさが赤ちゃんが好むものではないので、どうしても離乳食に使わなければならない食材とはいえません。

またお酢を飲んで下痢、お腹がゆるくなる、蕁麻疹などの症状が出る場合もあります。それは酢が強い酸であるため、刺激が強すぎて体調を崩すということでもあります。

赤ちゃんにお酢を与える時は、無理をしないで離乳食が順調に進んでからうすく薄めたり、料理に少量使ったり加減して、徐々に与えるようにしましょう

下ごしらえや調理法

酢は、無農薬の食材から造った醸造酢を選びます。

鼻につくような酸っぱさを抑えるには、薄めたり火にかけて煮切ると和らぎます。果物の果汁を煮詰めて使うとまろやかな酸味になります。

また、砂糖やシロップ類で甘くすると食べやすくなります。

時期別離乳食レシピ

離乳食初期(5~6か月)レシピ

離乳食中期(7~8か月)レシピ

離乳食後期(9~11か月)レシピ

ミカンのちらし寿司

【材料】

・軟飯      お茶わん1杯
・ミカンの缶詰  2房
・ブロッコリー  1房
・錦糸卵     少々
・無着色でんぶ  少々
・刻み海苔    少々

【作り方】

  1. ミカン缶は細かくして、熱い軟飯と混ぜます。
  2. ブロッコリーは軟らかく茹でて細かく切ります。
  3. 錦糸卵は、短めの千切りにします。
  4. 刻み海苔も短く切ります。
  5. 可愛いお皿に、1.のご飯を盛ります。
  6. でんぶとブロッコリー、錦糸卵を飾ります。
  7. 最後に刻み海苔をふりかけます。

※四国土佐の郷土料理でカボスの果汁を使ったお寿司があって、それをヒントに赤ちゃん用にアレンジしました。

離乳食完了期(1才~1才6か月)レシピ

海苔巻き

【材料】

・ご飯      お茶わん1杯
・寿司の粉    少々
・ほうれん草   2枚
・甘塩鮭     1/2切れ
・人参      10g
・刻み海苔    適宜

【作り方】

  1. 温かいご飯に寿司の粉を少々混ぜます。
  2. 刻み海苔はさらに短く切ります。
  3. ほうれん草は軟らかく茹でて短く切ります。
  4. 甘塩鮭は焼いてほぐします。
  5. 人参は千切りにして砂糖と醤油少々(分量外)で煮ます。
  6. 簾の上にラップを敷き、刻み海苔をばらまきます。
  7. 6.の上に1.のご飯を拡げ、中央にほうれん草、鮭、人参を細く置いて巻きます。

※薄焼き卵で巻いてもきれいです。
 ※塩鮭は塩分が強かったら、お湯をかけて塩気を落としてください。

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