初めての離乳食

特に、初めてのお子さんの場合、お父さん、お母さんもわが子に様々な期待を寄せて育児に力が入って一生懸命になることと思います。

ミルクを順調に飲んで、元気に大きく育っている赤ちゃんを眺めて、離乳食もこんな風にしましょう、こんなものに栄養がありそうだから食べてもらいたいなど無限に計画が膨らむことでしょう。

それに水を差すようですが、この世に生まれ出て数カ月しかたっていない赤ちゃんは、母乳やミルクが大好きなのです。お母さんにピッタリと抱いてもらって見守られながらミルクを飲むことが最大の楽しみに違いありません。

でも、赤ちゃんが大きくなるにつれて、
ミルクだけでは十分な栄養をどうしても摂ることが出来なくなります。

そこで離乳食が始まるのです。
赤ちゃんの生活の大きな比重を占める食分野のミルクの次の一歩が始まるのです。

でも、ミルクでとりあえずの栄養は摂れているわけですし、
先を急ぐことは決してありません。

初めての離乳食でお母さんも期待が膨らみ、少しでも離乳食を進ませて、たくさん食べてもらいたいとつい思ってします。でも、そんなお母さんの気持ちを受け止められなくて赤ちゃんがストライキしてしまうこともあります。

ママも一生懸命作って努力しているのだから、頑張って食べてねという気持ちを赤ちゃんながらに感じてスムーズにいかなくなる場合もあります。

赤ちゃんの眠くない時、少しお腹の好き気味の時、機嫌のよい時に「お味見程度にね」と言う気持ちで始めて「離乳食を好きになって、興味を持って」ぐらいの気持ちで取り組んでください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする